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デンタルIQを高めよう!その42 根の治療第4回 顕微鏡で精密治療が可能に 取材協力/かねやす歯科医院
「実は、根の治療は昔から勘や経験をもとに感覚的に行われる傾向にあります」と話すのはかねやす歯科医院の金安院長。そのため、削りすぎや汚れの取り残しになることも。そこで、より精密に治療するために用いられるのが顕微鏡だ。「ほとんど無駄なく、必要な部分を最小限に削ることが可能になります」
解決の道を開く顕微鏡
日本の歯科治療に顕微鏡が導入されたのはおよそ20年前のこと。当時は拡大するとぶれるなどの問題もあったが、現在では25倍にも拡大できる上、ピントも合わせやすく進歩している。
主な用途は歯に穴をあける際の形態確認や隠れた根管口の探索などで、肉眼での治療を補うように必要に応じて使用していく。抜歯しなければいけないと診断された歯でも、顕微鏡で隈なく検査すれば助ける糸口がみつかる可能性がある。
顕微鏡を用いると歯の様子が細部まで良く見えるため、やるべきことが増えて治療時間が長くなりやすい。逆に言えば、肉眼治療で見逃されている部分が多いということだ。また、顕微鏡では治療中の動画を患者自身が見ることもできる。「動画を見せてもらって、どんな治療を受けているのか知ることも大切です」
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12月20日