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デンタルIQを高めよう!その43 インプラント第1回 より低侵襲な治療へ 取材協力/かねやす歯科医院
失った歯の代わりに、骨にチタンでできたネジを埋入し、義歯を装着するインプラント治療。治療法が誕生してから約50年、その技術は進歩しつづけている。「歯茎を切開したり、フリーハンドやレントゲンだけを用いたりする治療法はこれからなくなると思います」と話すのはかねやす歯科医院の金安院長。審美性や長期予後の良さ、噛み合わせのバランスなどが求められていく中で、より低侵襲で精密な治療が開発されているという。今回はそのうちのひとつ、新しくなった「ガイデット・サージェリー」ついて聞いた。
時間をかけず正確に
ガイデット・サージェリーとは、CTで得たデータをもとにインプラントの完成型シミュレーションを行い、無切開でオペをする方法(歯茎の幅がある場合)。これまではデータをもとに予想される歯列を技工士が模型上につくり、医師が模型とデータから埋入位置や長さなどを決めていた。「この場合数回に分けてデータを取るため模型の段階でずれてしまう可能性もありました。今の技術では模型上に人工歯を並べて一度データを取るだけで済むのでズレが少なく、より適合の良い歯列が望めます」と院長。この技術を用いれば治療回数が少なく正確性の高い手術ができるという。
次回はより低侵襲に骨のないところに骨をつくる技術について聞く。
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12月20日