意見広告・議会報告
『せいじのみかた』VOL.60 企画・制作/維新の党 カネミ油症事件を2度と発生させてはいけない その2 神奈川県議会議員 飯田満(維新の党)
カネミ油症事件を2度と発生させてはいけない。
同事件とは、昭和43年民間企業のカネミ倉庫(株)が製造していた米ぬか油にPCB(ポリ塩化ビフェニル)が混入し、ダイオキシンが発生。その油を使用した食材を食べた約1万5千人が皮膚障害や内臓疾患、ホルモン異常、発癌を訴え、子や孫と世代を超えて影響が出ている九州を中心に西日本を震撼させた事件です。
問題のPCBは、私達の生活の身近にあります。昭和49年に製造中止になっていますが、それ以前に建設された建物の蛍光灯の裏側に安定器があり、その一部分に使用されています。
このPCBは、ストックホルム条約で平成40年迄に処理することが定められ、国の特別措置法では平成36年3月までに必ず処理することとなっています。
しかし、課題は山積しています。現在、県で把握している県内のPCB保管量は安定器だけで58万個。しかしこれは氷山の一角です。
PCBの処理費用は所有者に義務づけられており、費用は1kgあたり、約3万円。県庁に保管されているPCBの処理費用は概算で30億円になります。
今後、民間事業者による処理費用の問題、保有量の把握、計画期間内の適正処理など、行政と徹底議論をおこない、油症事件を再発させない為にも課題解決に全力で取組んで行きます。
![]() PCB検査会社を視察訪問しました
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