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デンタルIQを高めよう!その48 インプラント第6回 治療後、長く使っていくには【2】 取材協力/かねやす歯科医院
埋入したインプラントとそれを支える周囲の組織との間で炎症が起こる『インプラント周囲炎』。「インプラント周囲炎には、”歯周病”から始まるものと”噛み合わせの不具合”から始まるものの2つがあります」と金安院長。今回は元々の自分の歯(自然歯)でかかっていた歯周病が要因になるインプラント周囲炎について聞いた。
原因は”最強の細菌たち”
重度の歯周病によって歯を失い、インプラント治療を行う人も少なくない。この場合、歯周ポケットの奥深くには血液などから栄養を得た強い菌が残っている。これらは「レッドコンプレックス」と呼ばれ、歯周組織の破壊に最も影響を及ぼす菌だという。「菌を除去しないままインプラントを埋入してしまうと周囲炎にかかるリスクは非常に高く、かかってしまった場合の治療は困難でまだ確立されていないのが現状です。そのため埋入前の審査・診断、初期治療が重要になってきます」と院長。
歯周病によって抜歯した場合、歯茎の組織が整うまでに平均8週間ほどかかるという。この間に初期治療を行っていく。歯茎を厚くしたり、上物の形を清掃しやすいものにしたり、状態に合わせてトータルに治療する。そして埋入後、何よりも必要なのは患者自身の協力だ。「歯周病に関する知識をもって、日常のケアや定期メンテナンスを怠らないようにしましょう」
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12月20日