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デンタルIQを高めよう!その49 インプラント第7回 治療後、長く使っていくには【3】 取材協力/かねやす歯科医院
インプラントとそれを支える周囲の組織との間で炎症が起こる「インプラント周囲炎」についてこれまで説明してきた。その要因として最後に紹介しておきたいのが”噛み合わせの不具合”だ。「インプラントに限らず、自分の歯をずっと使っていくためには全ての歯が揃い噛み合っていることが重要です」と金安院長。
力のコントロールを
噛み合わせの悪い歯列は特定の歯に負担がかかることにより、その歯が壊れ、炎症につながるという。上下の歯の本数を揃え、連続性のある歯列をつくることで、力のコントロールをしていく必要がある。
歯の欠損を補う際は歯ぎしりの状態、食いしばりの強さ、神経を取っている歯が多いのか、どれだけ健全な歯が残っているのか等を加味しながら治療方針を決めていく。場合によってはブリッジや部分入れ歯を提案することもあるという。「ここが今後、自分の歯を残すために重要な決断になります」と院長。
インプラント治療の際は術前の設計が最も重要だ。奥歯に細いものを使ってしまったり、2本使うべきところを1本にしてしまったりということは避けなければならない。「埋入前に完成模型を用いて仕上がりを設定します。骨とインプラントが結合したら仮歯を用いて少しずつ噛み合わせを築きます。これにより噛み合わせが安定し、骨を強くすることもできるのです」
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12月20日
12月13日