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デンタルIQを高めよう!その50 インプラント第8回 インプラント周囲炎の治療法 取材協力/かねやす歯科医院
インプラントと周囲組織との間に炎症が起きる「インプラント周囲炎」。特に、元々かかっていた歯周病が要因で周囲炎を引き起こす例が多いという。また「歯科医師の『患者さんに早く噛ませてあげたい』という思いから、骨との結合を早めるため埋入するネジの構造や素材が進歩しています。一方で、その複雑な構造から汚れを除去することが難しくなっています」と金安院長。今回は周囲炎の様々な治療法について聞いた。
超音波やレーザーも
初期症状では歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどの一般的な用具を用いてネジ部分をきれいにしていく。また、プラスチック製の器具でネジを傷つけないように歯石を除去する方法や、超音波でネジの表面の素材ごと汚れをとる方法もある。
さらに症状が進行している場合には、歯茎を開いて外科的処置を行っていく。微粒子を吹きかけて汚染物質を除去する方法に加え、近年主流となっているのが歯科用レーザーだ。レーザーでは「光」を用いることで周囲組織への影響が少なく、骨の組織を壊すこともない。患者への負担も少ないため、初期症状に用いることもあるという。
この他、細菌の数を減らす内服薬を用いる化学的方法もある。「治療後も油断は禁物です。歯科医師からケアの仕方の指導をしっかり受け、定期的に通院して長くインプラントを使っていきましょう」
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12月20日