障害のある人やその家族などが参加する心身障害者「成人を祝う会」が1月14日、川崎市民プラザで行われ、新成人130人が出席。家族や行政、施設、学校、企業などの関係者が新成人の門出を祝った。
この会は平成元年から始まり、今回29回目。市内特別支援学校や心身障害児者親の会などで構成される実行員会が主催している。
式典では出席者全員の名前が読み上げられ、地域活動支援センター夢屋(川崎区)が作るハンカチが記念品として贈呈された。
上杉忠司実行委員長は多様性や自由を表す市のロゴマークを指しながら「皆さんは素晴らしい川崎市を作る主役のひとり。自信と優しい心を持って立派な社会人になってほしい」とエールを送った。
成人代表で挨拶に立った小野美里さん(市立中央支援学校卒)は「しっかり仕事をしていくこと、幸せな家庭を築き、一人前の母親であり、女性になれるように頑張りたい」、神奈川工科大学へ通う塩寺菜津美さん(市立聾学校卒)「将来、私と同じ聴覚に障害をもつ人たちに少しでも役に立つアプリケーションを作りたい」と、夢を語り、成人として飛躍を誓った。
<PR>
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|