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デンタルIQを高めよう!その56 噛み合せ第1回 顎関節症は何科を受診すればいいの? 取材協力/かねやす歯科医院
顎の骨が鳴る、頬のあたりが痛い、口が開かないという症状を抱える人は顎関節症かもしれない。「何科を受診すればいいのか…」と悩む人も多いのでは。
実は、顎関節症は噛み合せの悪さが原因の場合が多い。「整形外科を選びがちですが、顎の痛みを感じたらまずはかかりつけの歯科に相談を」と金安院長。
顎の付け根では、骨の間にある軟骨(関節円板)がクッションの役割を果たしている。その軟骨が正常に働かないと痛みや口の開け閉めのしづらさにつながる。
軟骨のすり減りやズレの原因の多くは、片側ばかりで噛む、硬いものの食べ過ぎ等のほかに、噛み合せの悪さがある。
例えば、硬いものを食べる時には片方の奥歯で噛み、反対側の奥歯は上下がくっつかないのが正常。しかし、両側の奥歯の上下がくっついてしまうと、顎や軟骨、歯に負担がかかってしまう。その負担の蓄積が顎関節症につながる。
歯科では関節の状態を診て、マウスピースの使用や奥歯の高さを調整して噛み合せを整えることにより、顎を正常な位置に調整していく。「日常生活では、片方ばかりで噛む癖を直す、頬杖をやめる、あおむけで寝るといった対処法で関節をいたわってあげましょう」と金安院長。
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12月20日