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デンタルIQを高めよう!その57 噛み合せ第2回 自分の顎の状態を知ろう 取材協力/かねやす歯科医院
前回の『顎関節症』の受診科目や原因に続き、今回は診断方法について。
『顎関節症』と聞いても、実際自分がどうなのか、どんな症状なのかピンとこない人も多い。実は自己診断できる目安があるという。「口をゆっくり大きく開けてガコッと音が鳴る、口がまっすぐ閉まらない」といった人は注意が必要だという(図参照)。「重度になる前に治療することが、大切な自分の歯を守ることにもつながる。気になる症状がある人は早めにかかりつけ医に相談を」と金安院長。
歯科での診断
歯科ではまず、【1】関節の負荷テスト/顎に負荷をかけて痛みがあるか【2】前歯の位置のチェック/横から見て出っ張りすぎていないか、長すぎないか等【3】筋肉触診テスト/口を開閉する時の筋肉の痛み等を診る―といった診査を行う。その後、歯型を取って模型を作製し、顎や歯の動きを診ながら、治療方針を決める。
これらの診査診断で、軽度から重度のタイプ分けができるという。軽度の場合、マウスピース等による調整のみで治療が可能だが、程度が上がるにつれ、噛み合わせの調整や歯を削ったり、かぶせて長さを調整することが必要になるという。金安院長は「状態に合わせた治療を行うためにも丁寧に手順を踏んで診断することが大切」と話す。次回は症状別の治療について。
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12月20日