川崎市は市農業技術支援センター=多摩区=で9月1日に梨・ぶどう品評会後期の部を開催した。当日は「豊水」や「あきづき」など梨90点と、巨峰などぶどう4点が出品され、それぞれ甘みの基準である糖度や、形や大きさといった外観を審査。優秀賞2点と優良賞7点のほかに、最優秀にあたる神奈川県知事賞には多摩区で栽培された豊水が選ばれた。
今年は作物の生育時期に少雨などの天候不順が重なり、出品数に減少が見られた。しかし関係者の話によると、「例年並みかそれ以上にレベルの高い作物があった」という。また、当日は一般観覧に100人以上の人が集まり、即売会は盛況だったという。
この品評会は市で栽培される梨やぶどうの栽培技術向上や消費拡大を図るために毎年行われている。前期の部は8月18日に行われ、梨の幸水など、早い時期に採れる作物が審査された。関係者は「今後も品評会を開催して地元のいい作物を紹介していき、市民の方々に市の作物を愛してもらう機会にしたい」と話す。
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