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デンタルIQを高めよう!その65 噛み合せ第10回 差し歯が取れたら要注意!噛み合せチェックを 取材協力/かねやす歯科医院
「差し歯やかぶせ物が何度も取れる」―― 。こんな経験がある人は、噛み合せのチェックが必要だ。
かねやす歯科医院の金安秀樹院長は「1、2mm程度の自分では気づきにくいわずかなズレでも、それが原因で歯に過剰な負担がかかっていることがある」と話す。例えば、1本の歯の位置が少しだけ高く、他の歯よりも先に接触してしまう場合、歯全体で噛もうという力が働くため、無意識のうちにその1本を削ろうとする力がかかる。これが「歯ぎしり」にも繋がるという。
放置すると、歯が削れてしみる、歯の揺れ、差し歯やかぶせ物が取れるといった不具合が生じてしまう。また、小さなズレを放置することで全体の噛み合せが少しずつ崩れ、より大きな治療が必要になるケースもあるため、早めに調整することが大切だ。
不正咬合が不定愁訴に
金安院長は「噛み合せのズレが様々な不定愁訴の原因になっている場合もある」と話す。不正咬合が原因で片側噛みになっていたり、1本の歯に過剰な負担がかかっていたりすると、顎周りの筋肉が過緊張状態になる。これが長年続くと首や肩の筋肉のコリにも繋がる。イライラや肩こり、片頭痛、気分の落ち込みといった不定愁訴の一因となることがあるという。
「原因が分からず何をやっても改善しないと長年悩んでいる人は、噛み合せをチェックしてみるのも一つの手。歯ぎしりがある人や、片方だけで噛む癖がある人、詰め物が良く取れるといった人は注意が必要」と金安院長。
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12月20日