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デンタルIQを高めようその66 噛み合せ第11回 子どもも大人も、口呼吸は要注意 取材協力/かねやす歯科医院
歯が生える場所は決まっていることをご存知だろうか。歯は、唇・舌・頬の筋肉のバランスが取れた「ニュートラルゾーン」に生えてくるという。
かねやす歯科医院の金安秀樹院長は「3つの筋肉のバランスが崩れると、歯が生えるべき位置がずれ、噛み合せが変わってくる」と話す。筋肉バランスが崩れる原因に「口呼吸」があるという。口呼吸をしていると口が開いている状態になり、唇や頬など口周りの筋肉が弱くなる。その分、舌の筋肉が発達し、上の前歯は前に押し出されていく。
さらに、口呼吸をしていると、より多く空気を取り込もうとするため、舌を下にさげ、上部にスキマをつくろうとする。舌が下がったことで、下顎は舌の力が強くなり、横に幅が広くなっていく。上顎は舌の力がかからず頬の筋肉が強くなるため、より前方に突出し幅が狭くなっていく。こうして上下の噛み合せがどんどんずれていくという。
「幼少期からの治療が大切。口を閉じる練習をするだけでも変わってくる。成人になっても歯は動いているので、大人も子どもも早めに対処することが重要」と金安院長。
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12月20日