7月1日に川崎富士見ライオンズクラブの会長に就任した 星出 光俊さん 富士見台小学校出身 45歳
尊敬できる仲間と研さん
○…奉仕活動を行う川崎富士見ライオンズクラブの第43代会長に就いた。「ライオンズクラブというものが何をしているところか発信したい」と会長の抱負を語る。
○…クラブに入会したのは7年前。東日本大震災のあった年だ。きっかけは母親の勧めだった。母親がクラブの募金活動の場に通りかかり、そこで出会ったメンバーの人柄に感銘を受け「息子を入会をさせたい」と思ったのだとか。入会当初はクラブのことを理解していなかったというが、今では会長を任せられる存在に。「利害関係だけじゃない付き合いを肌感覚で学べる場。志を共有する仲間といると身が引き締まる」。今年度掲げたテーマ『メンバーが誇りです』には、そのような想いも込められている。
○…4歳から宮前平で育つ。富士見台小学校から開成中学・高校、東京大学に進学した。職業は弁護士で銀座に事務所を構える。弁護士を職業に選んだ理由を「サラリーマンは無理だから」ときっぱり。「尊敬できない人にはついていけない」と自分の性格を分析。それは現在身を置くクラブにも通じることだ。現在は文京区在住だが「富士見台の坂の上からまちを眺めるとホッとする」。
○…趣味は特にない。仕事のクライアントである著名な落語家の「趣味なんかない。命懸けで落語している。それ以外は見えなくなる」という言葉に共感するという。弁護士は法律が正義で、身を捧げている。陶芸教室に通うが、視野を広く持つため。無理にでも心に隙間を作るようにしているのだとか。すごく堅物な人物像を描いてしまったが「ダイエットが得意」などのジョークも飛ばす。今年は会長職を全うするために、仕事は控えめにすると決めた。「やるなら全力でやりたい」。やはり、真面目なのだ。
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4月25日
4月18日