宮前平中学校(山本浩之校長)のバドミントン部に所属する佐藤彩夏さん(2年)が11月に開催された「関東中学生オープンバドミントン大会神奈川県代表選手選考会」の女子シングルスで優勝。県代表選手として3月、初の全国大会に挑む。
佐藤さんは8月に行われた全日本ジュニアバドミントン選手権大会神奈川県予選大会でベスト4に入り、県代表選手選考会への出場権を手にした。11月の選考会はライバルらを抑え、1位通過。県内2人の代表枠を勝ち取った。
3月26日から三重県で開催される全日本中学生選手権に向け、佐藤さんは「自分の力を出し切り、どれだけ戦えるか試してきたい」と意気込む。
また、先月26日に開催された県中学校バドミントン大会では、96人が出場した女子シングルスで3位入賞。
4回戦まで1セットも落とさず快勝し、好敵手として意識する、もえぎ野中(横浜市)の島岡凛さんと対戦。1セット目を21対8で先取するも2、3セット目を落とし、惜敗した。佐藤さんは「夏の県総体は絶対に獲る」と悔しさをにじませ、雪辱を誓う。
バド一家で修練
両親、祖父母がバドミントン選手という環境で育った佐藤さんは5年生の時、妹がバドミントンを始めたことをきっかけに、麻生区のクラブチーム「片平ブレイヴ」に入団。現在は部活とクラブチームの練習を両立している。インターハイ出場経験もある祖父に何度も挑み、母からもアドバイスを受ける。
顧問の吉岡潤教諭は「黙々と練習する努力家。シャトルへのタッチの速さがあるので相手を観察しながら戦える」と評価する。母の美和さんは「メンタル面も鍛えられ、気持ちを前に出して戦えるようになってきた。頑張ってほしい」とエールを送った。
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