第101回全国高等学校野球選手権神奈川大会が7月7日に開幕する。宮前区の唯一の高校で、過去にはベスト4進出も果たしたこともある川崎北高等学校は、名将・西野幸雄監督が勇退。新体制で初の「夏」に挑む。
今年からチームを率いる長沢弘新監督は「選手の技術や性格、ペースに合わせた『選手ファースト』の指導を心掛けてきた」と話す。
今大会の登録メンバー20人のうち、17人が3年生。有終の美を飾るべく、日々の練習にも気合が入る。長澤来輝主将は「どんな相手でも『自分たちの野球』とプレーすることを一番大切にしたい」と意気込みを語る。
昨年は3回戦敗退。今年の初戦に対して部長の川村太志教諭は「緊張感があるとは思うが、秋の公式戦でも対戦したチームでもあるので、いつも通りやっていきたい。平常心で、空回りをしないようにしたい」と話す。
川崎北高校のグラウンドは、4つの運動部で利用。制限もあるため環境に恵まれているとはいえない。しかし、3台のマシンで、バッティングの力を高めてきた。平日は3時間ほどグラウンドで練習し、土日は、ほとんどが遠征試合。他県の強い高校と戦うことで、力が付くのだという。
初戦の相手は向の岡工業高校。7月13日(土)、サーティーフォー相模原球場で午後1時半から。北高と同じブロックには昨年の強豪、鎌倉学園が名を連ねる。
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