「かわさきC級グルメコンテスト」の最終審査が1月25日にセレサモス宮前店のモスぴーホールで行われ、ジュニア部門は石井友菜さん(川崎市立幸高校3年)、おとな部門は吉田梨紗さん(同校教諭)がグランプリに輝いた。
「おいC、たのC、Communityづくり」の3つのCをテーマにした、川崎市内の野菜や果物を使ったオリジナル料理のレシピコンテスト。応募総数43件、書類の一次審査を通過した9人が実際に料理を作成。市内産農産物の活用や味、PRポイントなどを中心に審査が行われた。
石井さんが作ったのは「うさぎまん」=写真上。人参が嫌いな子どもも食べられるように、かわいい見た目にこだわった。また餡は人参ジャムときんぴらの2種類を作り、味にもこだわった。
吉田さんが調理したのは「DDC(ダブルダイコンチーズサンド)」=写真下。「美味しくて面白いものを」と考え、耳に残るネーミングはハンバーガーから着想を得た。
2人は「これからも料理を続けていきたい」(石井さん)、「驚いているが、楽しくできてよかった」(吉田さん)と話した。主催者代表の清水まゆみさんは「若い子が関心を持ってくれ、市内ほぼ全区からの応募がありうれしかった」と話した。うさぎまんは、早速デリスタスエヒロ(鷺沼)で商品化に向けて話が進んでいる。
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