宮前区 人物風土記
公開日:2020.02.28
第14回みやまえフォトコンテストで審査委員長特別賞を受賞した
長野 修司さん
東有馬在住 47歳
地域を担う、次世代リーダー
○…「団地を望む夕暮れの収穫」。受賞作には住宅地の中にある畑の風景が収められている。将来失われていくであろう時代の、写真でしか残せない記録として評価された。フォトコンテストに応募したのは今回がはじめて。「なにげなく撮っていた一枚。まさか選ばれるなんて」と謙遜するも、「緑と住宅、坂が混在するところが宮前区らしくて好きな風景」と地域への愛着を写し出した一枚になった。
○…ジョギングが趣味で、妻とともに街並みを眺めながら10から20Kmゆったりと走る。「こだわりの日本酒など気になるお店を見つけるのが楽しい」と頬を緩める。今回の作品もジョギング中に見つけた風景だ。2月15日の表彰式で見た他の入賞作の撮影場所にも早速足を運んだ。「素晴らしい作品ばかりだったので。まだまだ魅力がいっぱい」と目を輝かせる。
○…10年ほど前、結婚を機に宮前区に移り住んだ。「当時は犬蔵の谷戸に牛がいたり、神社の斜面にヤギがいたりして、自然豊かなところが気に入った」。新宿や四ツ谷など、都会で育った影響からか自然へのあこがれが強かった。昨年、地域でゴミの減量や緑地保全活動などに取り組む「地域環境リーダー育成講座」を受講した。「仕事ばかりでこれまで地域と関わる機会が少なかった。活動を通して関係を築いていければ」と、地域活動への一歩を踏み出した。
○…今年訪れた地域のどんど焼きに、同世代の男性が少ないことを感じた。「活動を通して、交流の場づくりができれば」。手始めに、受講メンバーとともに菅生ケ丘緑地の井戸堀りを計画中だ。「自分のペースでゆるく長く活動していきたい」と、新しい可能性を模索しながら地域に溶け込んでいく。
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