9代目横浜スカーフ親善大使に選ばれた 小野 優子さん 宮前平在住 40歳
飽くなき探求心が原動力
○…世界最高水準の技術で作られるシルク製品ブランド「横浜スカーフ」。9代目親善大使として魅力を伝えていく。6年ほど前、ひとめぼれして買ったのが横浜スカーフだった。「女性らしさを出せる気がして。シャキッとしてスイッチが入る」と34歳の時、キャビンアテンダントの採用面接に身に付けて挑み、見事合格。子どもの頃からの夢を叶えた。「私にとって横浜スカーフは恩人」と熱く語る。
○…親善大使への応募は2度目。2年前に一度挑戦するも落選。「思い入れが強すぎて、手と足が一緒に出るくらい緊張した」と苦笑する。昨年亡くなった祖母の遺品整理をした際に、たくさんのスカーフが見つかった。「祖母がスカーフをしているところを見たことがなかったので驚いた。もっと多くの人が気軽に楽しめるものになれば」と再び選考を受けることを決めた。
○…2006年には横浜港開港祭の初代親善大使も務めた。活動を通じて様々な人と交流するうちに「まだまだ知らないことがたくさんある」と探求心を駆り立てられた。さらに世界を広げようと渡米し、各国の人とルームシェアしながらディズニーワールドのスタッフに。帰国後は仕事の傍ら夜間の大学に通い、CAを経て現在は富士通(中原区)で働く。「思い切りが良いのかも。雑草魂ですね」
○…10年ほど前、家族で宮前区に。街の魅力を「坂」ときっぱり。趣味のウォーキングではわざわざ坂を選んで歩くほど。「宮前平駅から区役所にのぼる途中、地域の人が植えてくれているパンジーがきれいで。おススメです」と笑う。各地を飛び回ってきたからこそ「今度は地元で。経験をいかしたい」と話す。宮前から世界へスカーフの魅力を発信していく。
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4月18日
4月11日