新型コロナウイルス感染拡大をうけ3月24日、約1年の延期が決定となった2020東京五輪・パラリンピック。これを受け、区内から出場を目指していたアスリートにアンケートを行い、2人から回答があった。
回答があったのは、水球の日本代表として前回のリオ五輪にも出場した荒井陸(あつし)選手(26)と、車いすフェンシングでの初出場を目指していた藤田道宣選手(33)。延期を受け2人とも「戸惑いはしたが、強化できる時間が増えた」とポジティブに捉えている。
荒井選手は体のケアのほか、格闘技を取り込み体の使い方のトレーニングに励む。「延びはしたが目標とする場所は変わらない。そこを目指してやっていく」と力強く回答。また延期を逆手に、水球競技全体のPRにも尽力する。
藤田選手はビデオを見ながらのフォーム確認やイメージトレーニングには今まで以上時間を費やし、自宅での「今しかできないトレーニング」にも励む。目標は変わらず「メダル獲得」だ。
どちらの競技も最終的な代表の確定時期は未定だという。
来たるその日まで
県内最高齢聖火ランナーに選出されていた五島シズさん(92)=犬蔵=は、「来年も元気に挑めるように」と、ボランティアの合間でトレーニングに励む。長年通うダンスが休みとなる中「目標立てながら、自分のペースで無理せず、その日まで体力をつけておきます」と話した。
![]() 藤田選手
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