川崎市は先月、防災啓発広報誌「備える。かわさき」の号外第3弾を発行。タブロイド判8ページ、約78万部を市内に全戸配布した。昨年の11月に発行予定だったが、台風19号の被害を受け内容を見直し、被災の記録と個人の避難について考える紙面になっている。
「あの日、川崎市では」と題した企画では、台風19号が直撃した10月12日の被害状況を改めて記し、避難所の様子や利用者が感じた悩みを紹介。被災後のボランティア活動や地域の助け合いなどの写真も掲載し、地域の記録にもなっている。また、避難行動を事前に考えるための「避難行動マイタイムライン」も見開きで掲載。台風接近3日前からの行動を独居や子育て家族などのパターン別に提案している。
市担当者は「風水害は、事前に予測して自ら行動することができる災害。今できる備えは何かを知り、次に備えてほしい」と話していた。
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