ボランティアグループ川崎市青少年の家ユースワーカーズ倶楽部が6月から23期に突入する。
同クラブは川崎市青少年の家の施設ボランティアで、現在市内外の高校2年生から36歳までの約20人がボランティアとして活躍している。
第1金曜と第3土曜の月2回定例会として宮崎の青少年の家に集まり、それぞれが空いた時間で活動する。市内のイベントにヨーヨーやクラフト、ゲームコーナーなどの出店で参加、宮前区内では区民祭や子どもあそびランドにも参加している。夏には小学生が4泊5日で青少年の家に宿泊しながら通学するほのぼのスクールをサポート。送迎や宿題をみたり、一緒に遊んだりする。
同クラブOBの柏原悠輝さん(26)は「子どもが楽しむために自分たちも全力で楽しむ。10代の頃から幅広い年齢層と関わることでコミュニケーション能力が磨かれ、子どもに関わり地域に関わり意見交換を繰り返す事で考える力が育まれる」と魅力を語る。会員は教員や保育士となる人が多いという。柏原さんは現在、青少年の家職員となり、今もクラブと活動を共にしている。
不完全燃焼来季へ希望
同クラブの1年の活動の集大成となるのが、例年3月に行われている青少年の家からの委託事業「青少年の家フェスタ」だ。前年の夏ごろから準備をはじめ、2月にはチラシも刷った。しかし不特定多数が1000人規模で集まり同じ空間に留まる事から、新型コロナウイルスの影響で中止となった。5月20日の期末総会も特例としてインターネット上で開催。通例だと毎期部長は交代となるが、来期も続投する事に。同クラブ部長の高橋明蒼さん(21)は「中止は残念だが、準備期間ができたと前向きに、より良い活動をしていきたい」と希望を語った。
同クラブでは、随時メンバーを募集している。問い合わせは川崎市青少年の家同クラブ【電話】044・888・3588へ。
<PR>
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|