クリスマスを前に、宮前区内で聖マリアンナ医科大学と児童発達支援センター・川崎西部地域療育センターにツリーが設置された。
聖マリアンナ医科大学で11月30日、対コロナの最前線に立つ医療従事者に希望の光を届けようと、クリスマスイルミネーションの点灯式=写真上=が行われた。
明石勝也理事長は「できる事、やらねばならない事を、力を合わせ頑張ってきた。この光が少しでも救いの光、希望の光となれば」とあいさつ。カウントダウンでイルミネーションが点灯し病院入口を青く染めると、道行く人から歓声が上がり、写真を撮る人も多く見られた。
今年のイルミネーションは約7万球に規模を拡大し、ブルーライトに変更。午後4時30分から11時、来年3月31日まで毎日点灯させる。
子どもたちへ
児童発達支援センター・川崎西部地域療育センターでは、フラワーアーティストの中川聖久さん(葉山町在住)から1日、クリスマスツリーが寄贈された。
同センター利用者の母親である石渡和代さんと中川さんの思いが一致し、昨年に続き2度目。
石渡さんはブライダル業界誌を発行しており、「コロナ禍でブライダル業界、またそれに付随する業界も多大な影響を受けている」と話す。「誰かに喜んでもらえることが私たち業界の喜びで、活力」と寄贈の意義を語った。中川さんは「子どもたちや家族に良いクリスマスを、業界も盛り上がれば」と話した。
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