川崎市議会は先月31日の定例会で、副議長に宮前区のみらい・織田勝久氏(59)を選出した。新議長は多摩区の自民党・橋本勝氏(47)。
投票総数は59票。副議長選で織田氏が44票で共産党・大庭裕子氏(中原区)の11票を上回った。議長選は、橋本氏が共産党・宗田裕之氏(高津区)の11票を超える47票を獲得。任期は2年。
織田氏は「市長も議長も熱を入れる特別自治市実現に向け、一緒に汗を流していきたい」とし、「コロナワクチンのしくみにつながらない人への対応」「認知症疾患医療センターの活用法」などを課題に挙げる。鷺沼駅前再開発については「建設的な話し合いを進めていきたい」と語った。
幸区出身で中央大学卒。衆院議員秘書を経て2003年市議初当選。現在5期目、有馬在住。
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