平中学校の1、2年生女子5人が、5月30日に行われた第44回神奈川県中学校新体操選手権大会で優勝した。普段は宮前区内にあるクラブチームで練習に励む彼女ら。3年生を主体にしたチームが多い中、基本技「パンシェ」に磨きをかけて大会に臨み、精度の高い演技を披露して栄冠を手にした。
カルッツかわさきで行われた県大会。平中は1、2年生のみのチームで出場した。2分30秒の演技では練習から意識してきた「パンシェ」などの基本技を中心にミスのない演技を披露。2位と大差をつけて、同校出場の新体操チームとして初の県優勝を果たした。
キャプテンの小林里緒さんは「5人の頑張りが、結果に表れてとてもうれしい」と笑顔で優勝の喜びを語る。
彼女らは、区内にある新体操クラブチーム「FRAT STAR RG」に所属。放課後は宮山スポーツプラザや向丘小学校で練習に励む。1日約2時間、週6日間の練習で技を磨いてきた。チームメンバーは2年生4人と1年生1人の計5人。小林さんを中心に川詩葉さん、宮山紗良さん、三浦優実さん、1年生の石坂結菜さんがミスの少ない演技をすることが強みのチームだ。
目標は全国入賞
5人は小学校2、3年生の頃からほぼ同じメンバーで、チームとして活動してきた。県大会での優勝経験は小学校4年生の時以来で、中学校に入ってからは初。コロナウイルスの影響で、体育館の使用時間が減少し練習時間が半分となったが、それでも短い練習時間の中、精度の高い演技で審査員を魅了した。
今回の大会は県で終わりだが、7月10日からは全国につながる中体連の川崎市ブロック予選が始まる。目標の全国大会入賞に向けて、チームは練習に取り組む。
小林さんは「中体連でも、ミスない演技を目指す。良い結果を出せるように一生懸命頑張りたい」と語った。
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