川崎市は6月15日、昨年10月に実施した国勢調査における、市内の町丁別人口速報集計を公表した。人口総数では、宮前区の「野川」が1万2778人で、市内全658町丁のうち5位。「犬蔵2丁目」が9488人で10位だった。1位は多摩区の「登戸」で2万4217人(2015年調査時2万2676人)。
人口増加数は、「宮前平3丁目」が市内7位で1501人(人口総数5415人)。増加率では38・3%で市内10位だった。
野川は前回調査時に人口総数で1位だったが、一部住居表示実施により境界が変更になったため順位を落とした。また前回3位の馬絹も同様に「馬絹1丁目〜6丁目」となり圏外となった。
市統計情報課の担当者は、順位を上げた人口増加したエリアの要因について「ここ数年で大型マンションの建設が進み、東急田園都市線の駅沿いに数百戸規模の集合住宅が複数竣工したためだろう」と推測する。
宮前平3丁目にはプラウドシティ宮崎台イーストコートとウエストコート計429戸、プレシス宮崎台49戸が完成。宮崎2丁目にはBLESS宮崎台215戸やブランズ宮崎台プレイス123戸、プラウド宮崎台フロント88戸などが、前回から今回調査間に竣工している。
<PR>
宮前区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|