東急電鉄は8月1日から、宮崎台駅徒歩2分にある「電車とバスの博物館B棟」を個人向けシェアオフィス化する。暫定活用期間は1年。開業に向け電車の客席や飛行機の操縦席でデスクワークができる環境を整備中。
コンセプトは「大人がワクワクするアミューズメントシェアオフィス」だ。「このシェアオフィスでは、普段は味わえない電車の客席や飛行機の操縦席でデスクワークができます」と同社の広報担当者。アウトドア仕様エリアでは、外で働いているような開放感を演出するという。
Wi-Fiやコンセント、飲食・ウェブ会議スペースを完備。座席数は30席。営業時間は毎週木曜と年末年始を除く午前9時30分から午後5時まで。利用料金は1時間200円(1日最大1000円)で、専用アプリの登録が必要となる。
同博物館は昨年2月から、新型コロナウイルスの影響で休館となっていた。同社は施設の有効活用を進めようと、5月にプロジェクトを発足。テレワークに着目し、個人向けに働く環境を提供する「シェアオフィス」事業をスタートすることを決定した。
B棟はこれまで、プラレールパークや運転体験ができるシミュレーター、東急の旧型車両、旅客機頭部などを展示。現在は8月1日の運用開始に向け整備中だ。旧池上駅や戸越銀座駅で使用していた廃材を再利用するなど、環境負担軽減にも取り組む。
また、同社は7月12日から、武蔵小杉駅(中原区)と長津田駅(横浜市緑区)でも、旧定期券うりばを暫定活用した個人向けシェアオフィスの提供を開始。「新しい生活様式にしなやかに対応し、時代に即した社会価値の持続的な提供を目指します」とコメントしている。
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