「ひえばらてらっこ」で実行委員長を務める 浅見(あざみ) 理恵さん 水沢在住 60歳
知る楽しさを街に
○...稗原小学校での寺子屋事業を中心となって進める。きっかけは「子どもたちの学びを手伝いたい」との思い。PTAで共に活動した知人らに声をかけ、5人のメンバーで実行委員を組んだ。コロナ禍で学習環境が大きく変わった子どもたちに、学ぶことの面白さを教える。「分からなかったことが分かるようになる楽しさを知って欲しい」と児童への願いを口にする。
○...愛知県出身。学生時代から子どもに関わる仕事をしたいと考え、大学卒業後は幼稚園教諭に。「子どもたちの真剣さや一生懸命に物事に向かう純粋さが愛おしい」と笑顔。結婚後に宮前へ移住し、子ども3人も稗原小に通った。家族仲が良く、今まで兄妹喧嘩をしたことはないという。「礼儀とあいさつの大切さをしっかり教えたからかな」と振り返る。子どもたちが小学校を卒業しても、PTAや支援級児童を支援する教育サポーター活動にも参加。現在はわくわくプラザスタッフとして地域の子育てに邁進する。
○...華道に熱中し、10数年。教室に通いながら、多くの花と向き合った。魅力は集中できること。花々を生かし、どこから見ても綺麗に活けることが理想だ。スキーやテニスなど体を動かすことも好きで、最近は手軽な30分トレーニングに熱中。「近頃は家事が忙しくてできてない。家族第一だね」と微笑む。
○...今後の課題は地域の学習機会を増やすこと。ただ教えるだけでなく、楽しむことにも着目する。民生委員で培った経験を活かして、高齢者と児童が一緒にできる機会を作り、継続して学びの場を提供することが目標だ。「稗原は街の活動に積極的な高齢者も多い。ともにつながりを持って協力できたら」と意気込んだ。
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4月25日
4月18日