川崎市岡本太郎美術館などが主催する「第25回岡本太郎現代芸術賞」(TARO賞)の受賞者が2月18日、同館で発表され、最高位の岡本太郎賞に吉元れい花さん=東京都在住=が選ばれた。刺繍(ししゅう)で表現した吉元さんの作品を含む24者の入選作品を、5月15日(日)まで同館で展示している。
岡本氏の精神を継承する次代の作家を顕彰してきたTARO賞。今年、578者の応募から選ばれた刺繍家の吉元さんは、5年前に脳卒中で倒れ半年間入院。その間、岡本氏が夢に出てきたという。左半身の自由が利かなくなりながらも2019年から同賞に挑戦。吉元さんは「自分の中の記憶がどんどんよみがえってきた。岡本太郎先生にありがとうという気持ち」と感謝を語った。
大賞に次ぐ岡本敏子賞に選ばれたのは三塚新司さん(47)=千葉県在住=の「Slapstick」。「巨大な存在の転倒」の暗示として、6メートルの巨大なバナナの皮をバルーンで表現した。特別賞には4者が選出。展示では、今回2度目の入選となった川崎市在住の画家・因幡都頼さん(33)の作品も並んでいる。
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同展に読者5組10人を招待。はがきに住所、氏名、年齢、電話番号、本紙の感想を明記し、〒211―0042中原区下新城3の14の7タウンニュース「岡本太郎」係へ。メールも可(kawasaki@townnews.jp)。3月10日(木)必着。※当選は招待券発送をもって
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