意見広告・議会報告
宮前ガバナンス3月号 連載寄稿 宮前区内の児童生徒の交通安全対策強化を! 〜予算審査特別委員会で質疑〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
令和4年3月10日、川崎市議会に設置の予算審査特別委員会において、児童・生徒の通学路を含めた宮前区の交通安全対策について議論しました。令和3年6月に千葉県八街(やちまた)市で、下校中の小学生の列にトラックが衝突し、5人の児童が死傷する、悲しい事故が発生しました。交通弱者(子ども)が被害に遭う事故は、決してあってはならないことです。
この事故を受けて、令和3年7月9日付けで、文部科学省・国土交通省・警察庁の3省庁による合同点検実施要領が示されました。警察庁・国土交通省は、補正予算を計上し、信号や標識の新設、歩車分離式信号の設置等、対策を急ぎました。また、全国の通学路における合同点検を行い、危険箇所を調査しました。最終報告書では、自治体ごとの対策必要箇所が示されました。
区内27箇所の通学路が対象
本市の通学路における対策必要箇所は、134箇所です。内訳は、教育委員会や学校による対策必要箇所は112箇所です。道路管理者による対策必要箇所は、27箇所ある事が分かりました。宮前区だけを抽出すると、27箇所あります。
また「川崎市通学路交通安全プログラム」に基づくPTA等から出された改善要望箇所は、市内251箇所の内、宮前区内は28箇所あります。現時点の対策済み箇所数は12箇所です。令和4年度以降の対策予定箇所は、9箇所となっています。
ソフト・ハード両面で取組を
本市においても、国の示す要領に基づいて令和4年度予算において、継続した交通安全対策を行う必要があります。ソフト面では、スクールガードリーダーによる学区内の巡回を行うとともに、地域のボランティア等による、見守りの強化も事故の発生抑止となります。また、道路管理者によるハード面の対策も並行して取組まなくてはなりません。二度と痛ましい事故が発生しないよう、交通安全対策の強化を市に求めて参ります。
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