川崎市は、地域に根差した未指定の文化財を新たに顕彰する「第5回川崎市地域文化財」の推薦を今月から受け付けている。6月30日締切。
地域で守られてきた文化財に光を当て価値を伝えていこうと、2017年に創設された地域文化財顕彰制度。建造物や絵画、彫刻、祭事などが対象で、昨年度までに190件が選定されている。うち宮前区は13件で、芭蕉「春の夜は」の句碑(有形文化財歴史資料)や王禅寺道の道標(有形民俗文化財)、等覚院手洗鉢(有形民俗文化財)などが選ばれている。
推薦できるのは、対象文化財の保存や活用に関わりのある市民団体等。推薦書や文化財の詳細、所有者の同意書などが必要になる。7月から10月に推薦内容の確認や審議会からの意見聴取が行われ、11月に文化財が決定・公表される予定。
詳細は区役所等で配布中の募集案内にて。問い合わせは、市教育委員会【電話】044・200・3305。
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