等覚院 花まつり 文化奉納に魅了され 舞とインド音楽に130人
お釈迦様の誕生日を祝う4月8日の花まつりに、「神木のお不動さん」として知られる等覚院で演奏舞の奉納が行われ、区内外から老若男女130人ほどが訪れた。
法要後の説法で、中島有淳住職がお釈迦様の誕生日にまつわる話とともに戦争に触れ、「一人ひとりが襟を正して生活しよう」と世界平和を訴えた。
奉納演奏舞では、田中悠宇吾さんがインドの民族弦楽器シタールをエフェクターなど電子楽器とともに演奏。本堂が厳かな雰囲気に包まれる中、全国の神社仏閣で奉納舞をしているダンサー・OBAさんが本尊に向け舞う姿を、参拝者は静かに見入っていた。
田中さんは「エンターテイメント要素は皆無、邪心が入らないよう演奏した。神仏の前での演奏は丸裸にされる思い。貴重なご縁をいただき、これからも続けられたら」と振り返った。OBAさんは「体を動かされるままに、場のエネルギーに任せて舞った。不動明王を祀り、古くから祈りを捧げられてきた場の力は凄まじかった。この場の良い力が波紋となり広がって浸透していけば」と思いを語った。
中島光信副住職は「こんなにも沢山の方が来てくれるとは。お釈迦様の国、天竺(インド)の悠久の音楽に触れてもらえたのは何より」と笑顔で話した。
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