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宮前区 社会

公開日:2022.06.03

東名多摩川橋リニューアル
6車線を極力確保
新施工法で渋滞回避

  • 新しい床版へ取り替える現場

 ネクスコ中日本は5月20日、東名多摩川橋で進むリニューアル工事現場を報道向けに公開した。



 東名高速道路の同橋は1968年に開通。50年以上が経ち、舗装下部分に使われる床版コンクリートの剥離や鉄筋の露出など、老朽化が目立つことから床版部分を取り替える。



 現場は1日10万台を超える交通集中ポイント。車線規制をしながら進める従来の工法では大規模な交通渋滞の発生が予想されることから、【1】従来の車線幅を縮小させ6車線を確保【2】限られた工事スペースでコンクリート床版を敷設する移動床版架設機を投入―などの工夫で、車線数を極力減らさない工事が進められている。



 施工は大林組、大林道路ら。7月には最初の工事が完了、完成は2024年11月下旬を予定。

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