意見広告・議会報告
宮前ガバナンス7月号 連載寄稿 安心して子育て出来る、街づくりを! 〜(仮称)宮前区保育・子育て総合支援センターを整備へ〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
川崎市総合計画第3期実施計画の宮前区計画によると、区内の0から14歳の人口の割合は、13・7%と、市内7区の中で最も高くなっています。「夫婦と子」のみからなる世帯の比率は、32・5%で、7区で最も高くなっています。核家族の比率は高く、子育て支援を求める声が多い地域だと言えます。適切なタイミングで適切な支援を提供するためには、それなりの支援体制が必要となります。本市では、すべての子育て世帯に対応した支援拠点の整備を進めてきました。
その一つとして、土橋保育園を改修して機能強化を図ります。老朽化した施設から(仮称)「宮前区保育・子育て総合支援センター」に改築します。令和5年秋ごろの開設を目指して整備を進めています。保育・子育て総合支援センターでは、民間保育所等への支援や人材育成、保育所、幼稚園、小学校、区役所など関係機関との連携・連絡調整を図ります。併設する地域子育て支援センターでは、親子が安心して遊べるスペースがあり、保護者のリフレッシュの場としてだけでなく、子育て相談ができると共に、同世代のお子さんを持つ保護者同士の交流の場となります。
宮前区内には既存の子育て支援施設が複数あります。地域子育て支援センターは8カ所あり、0歳から就学前の子どもと保護者が交流する場を提供しています。子育てをサポートする専任のスタッフにより、あらゆる相談に対応しています。親子とふれあう遊びの場は、子どもの声でいつも賑わっています。地域の子育ての情報発信や講座も開催しています。
「宮前区保育・子育て総合支援センター」を開設することで、本市の目指す「切れ目のない細やかな支援」が提供されます。宮前区に引っ越して来られた子育て世帯には、頼れる施設となります。子どもの成長と共に、求められる必要なサービスは変化します。本市の施策は、地域全体で子どもや子育て家庭を見守り、支え、誰一人取り残さない支援体制づくりに取組み「良好な子育て環境」を創設します。
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12月20日