神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2023年6月23日 エリアトップへ

菅生小5年生 水沢の森で学び深め 市民団体がガイド役

教育

公開:2023年6月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
案内人の説明を聞く児童=菅生小提供
案内人の説明を聞く児童=菅生小提供

 菅生小学校の5年生120人が6月16日、総合的な学習の一環として平瀬川の源流の一つである水沢の森を訪れた。市民ボランティア団体「水沢森人の会(本郷一雄代表)」のメンバーが案内人を務め、児童らは五感で森を体験した。

郷土愛を育成

 「平瀬川ウォーク」と題した総合学習。郷土愛を育もうと、地域の財産である平瀬川について、1年を通じて流域や自然、歴史、それらを守り続ける人々などについて調べる計画だ。

 児童らはこれまで、座学で「探索」の準備を進めてきた。今回は「平瀬川の源流はどこなのだろう」「どんな虫が生息しているのだろう」「両岸はどうなっているのだろう」「森人の会は何をしているのだろう」などの疑問を解決しようと、観察活動に臨んだ。

五感で体験

 当日のガイド役を務めたのは、宮前区の市民健康の森(水沢の森)の緑地管理を行う同会の22人。児童らは12班に分かれ、水に触れて温度を確かめたり、鳥の鳴き声を聞いたり、木の実を探したりと、五感を駆使して学びを深めた。今後の学習で調べを進める疑問を持ち帰ろうと、代表児童がパソコンを持参し、気になる景色や音を、写真や動画で収める姿も見られた。

 観察会を終え、鈴木遥月さんは「アジサイが咲いていて、虫もたくさんいた。水沢の森は自然が多く、平瀬川などいろいろな所につながっていることも分かりました」と感想を話した。

 本郷代表は「水沢の森の自然を残すためには、平瀬川の改修が必要だ。こうした課題を次世代に託していくためにも活動を続けていきたい」と思いを述べた。

宮前区版のトップニュース最新6

障害者ら「第九」を合唱

しあわせを呼ぶコンサート

障害者ら「第九」を合唱

5年ぶりオーケストラと

9月6日

市内30隊、マイナ活用試行

9月9日は救急の日

市内30隊、マイナ活用試行

宮前救急隊員インタビュー

9月6日

「土橋カフェ」が第1号

認知症支援チームオレンジ

「土橋カフェ」が第1号

区、先進的取り組みを評価

8月30日

教訓生かし台風対策

川崎市

教訓生かし台風対策

内水氾濫への「備え徹底」

8月30日

高層ビル13m縮小

鷺沼駅前再開発

高層ビル13m縮小

工事費増で見直し

8月23日

自動運転バスを実証実験

川崎市

自動運転バスを実証実験

都県またぐルート 全国初

8月23日

令和6年度物価高騰対策給付金の申請を受付中です

https://www.city.kawasaki.jp/350/page/0000165216.html

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月6日0:00更新

  • 8月23日0:00更新

  • 8月16日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月7日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook