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子どもの矯正を一時中止する理由 宮崎台やすい矯正歯科クリニック
子どもの矯正治療は、顎(あご)の成長発育を利用して行うが、それは歯の動きが比較的速く、歯を支えている歯肉や骨などのダメージが少なくて済むためだと考えられている。しかし「その成長発育が必ず矯正治療に有効に作用するわけではない」と語るのは、「宮崎台やすい矯正歯科クリニック」の安井正紀院長だ。
例えば反対咬合(はんたいこうごう)(受け口)の場合、上顎の成長よりも、下顎の成長が遅く始まり長く続く。受け口の治療をしていても、成長発育により治療効果が現れない場合がある。
また、叢生(そうせい)(歯のがたがた)の場合は、成長を利用したからといって、際限なくあごを横に広げたりすることはできず、上顎前突(じょうがくぜんとつ)(出っ歯)の場合も、上顎の奥歯を後ろに動かすことには限界がある。
そのため、小児矯正治療中に永久歯がそろってから永久歯抜歯をする矯正治療を選択し、子どもの矯正治療を中止してその後、経過観察をすることがある。安井院長は「歯並びは、歯の大きさと骨格の大きさ、そしてそれらのバランスの問題と考えている。歯の生え変わりも起こる成長期だからこそ、口腔内の状態を治療ごとに見極め、治療の時期や治療手段を決めることが大切」と強調する。
小児矯正治療の一時中止に関して「そのことは失敗ではなく、成長発育を考え将来的に無理なく歯を並べるためだと、十分に理解をしていただきたい」と話している。
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4月4日
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