宮前区内に設定されたポイント巡りと謎解きを組み合わせた「ロゲイニング」のイベントが、9月16日から始まった。RPGゲームのように参加しながら、宮前区の再発見や街なかの防災について学べる。
ロゲイニングは、オーストラリア発祥のナビゲーションスポーツ。制限時間内に地図上に描かれたチェックポイントをまわり、チェックポイントに与えられた得点の合計点数で競う。高得点のためにはコース設定などの作戦も重要となる。
開催中の「なぞときFUNロゲイニング『人と緑のまち宮前区で冒険しよう』」は、(株)イーシーナ(東京都)が主催。地域資源の活用や魅力向上等を目的とする「宮前区市民提案型総合情報発信事業」の今年度事業だ。
得点の組み合わせは自由
参加には専用マップとスマートフォンを使用する。マップはスタート地点の宮前区役所や市民館で入手可能。スマートフォンから専用アプリに必要事項を登録後、タイマーが作動しゲームスタート。得点方法は、マップ上のチェックポイント(32カ所)を訪れて写真撮影をすることと、指定ミッション(12種類)への挑戦、ひらめきで問題を解く謎解き(8+1問)の3つ。得点獲得の組み合わせは自由で、制限時間の2時間半以内に、移動手段は「歩く・走る」のみでゴールを目指す。
同社は長野県須坂市や千葉県市原市などで同様のイベントを行っており、神奈川県内では初開催。「謎解きは初心者でも楽しめる。2時間半は歩いているとあっという間に経ってしまうので、チームで話し合いながら進めてほしい」と同社の大久保翔平さんは語る。
まちの防災知る機会に
宮前区のゲームには、新しく防災を学べる要素も取り入れた。大久保さんは「街のこんなところに防災に関わるものがあるんだと、気づくきっかけになれば」と語る。
大久保さんは宮前区出身。「地元で何か楽しいことをやりたい」と思い描いていたことが実現した。「歩いて回ると見える景色が違う。宮前区の街を改めて知りながら楽しんでもらえたら」
終了後にランキングが反映され、高得点を得た上位チームには景品が用意されている。参加無料。期間は12月17日(日)まで。参加時間は午前9時から日没。参加は1チームにつき1日1回で、別日に再挑戦可能。詳細は公式ウェブサイト。
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