神奈川県の無形民俗文化財に指定されている「初山の獅子舞」。菅生神社で10月1日、新たな舞子たちがデビューを果たした。
初山の獅子舞は、江戸時代初期から行われていたとされ、舞子は初山地区の子どもたちが代々担い、4、5年ほどで交代する。
今年、例大祭で舞を奉納したのは、菅生小学校5年の高橋玄さん=天狗、松田由羽志さん=剣獅子、服部陽翔さん=玉獅子、佐藤慧さん=巻獅子。「仲良し4人組」は初山獅子舞保存会(矢沢博孝会長)から手足の動きや太鼓の叩き方などの手ほどきを受け、7月から稽古に励んできた。
当日、境内に同会の会員が吹く笛が響き渡るなかで4人は登場。休憩をはさみ1時間ほど舞い切って見せた。矢沢会長は「もう何年も舞っているように素晴らしかった」と称え、「伝統を守ってもらいたい」と期待を寄せた。4人は「達成感がある。練習の成果を出せてよかった」と会心の笑みを見せた。
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