宮前区スポーツ推進委員会委員長の北野夫さん(74)=宮前平在住=が先月、青森県青森市で行われた全国スポーツ推進研究協議会で「スポーツ推進委員功労者表彰」を受賞した。
この賞は、スポーツ推進委員として地域スポーツの推進に功績顕著な者を文部科学大臣が表彰するもので、全国で80人、市内では唯一の受賞となった。
北野さんは、1996年から体育指導委員(現・スポーツ推進委員)として活動。副会長を経て、2015年に会員約60人のかじ取り役である委員長に就任した。推進委員は、区民の健康のために、地域でのバレーボールやソフトボール大会などの運営に携わる。約10年前からは、小学生向けに「ドッヂビー」と呼ばれる、ソフトディスクを使ったドッジボール形式のゲームの普及に取り組んでいる。
「温和な人柄で委員からの信頼も厚い」と市の担当者。後進の育成に定評があるのは、子ども会会長や少年野球チームの監督経験が生きている。「子どもの立場に立って考え、ほめてあげるのが上達の秘訣」と語る。
こうした指導的役割が評価されての受賞に「周囲の支えのおかげ」と話し、「今後もスポーツ活動の普及と後進の育成に努めていきたい」と抱負を語った。
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