市立宮前平中学校のソフトボール部が、11月に行われた神奈川県の新人戦で優勝を果たした。同部は3月に行われる関東大会に出場する。
市大会で2位となり、34チームが出場する県大会に駒を進めた同部。現在の部員数が8人のため、テニス部や陸上部から助っ人を入れて大会に参加した。
ピッチャー・大和田果恵さん(2年)、草地結菜さん(同)の好投もあり順調に勝ち進んだが、金沢(横浜市)との準決勝ではピンチに直面。先制を決めたがその後逆転を許してしまう。しかし最終7回の裏、自チームが出塁した状態で4番の齋藤春佳さん(同)がヒットを決め5対4で勝利。齋藤さんは「いい球がきて、打てると思った」と振り返る。
決勝では大和田さんが相手の浜須賀(茅ヶ崎市)をノーヒットノーランに抑え、2対0で勝利。同部にとって27年ぶり2度目の優勝に輝いた。主将の田中結希乃さん(同)は「人数が少なくても勝ち上がれたことがうれしい」と喜んだ。
現在のチームはピッチャーが2人いることが強み。課題は「スピードの速い球に慣れ、次の打者につなげることができるバッティングを強化したい」と副主将の田村美遥さん(2年)。活気あふれるチームで、人数が少ないからこそ1対1で話すことも多く、お互いに高め合っている。
先月行われた川崎オープンでは有馬との合同チームで優勝。実力を伸ばしている。関東大会に向け、田中さんは「目標にしていた関東大会に出場できる。レべルについていきたい」、田村さんは「一つひとつ勝ち上がって関東も優勝したい」と意気込む。
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