宮前市民館青少年教室団体ブルースターの代表を務める 伊井 こころさん 宮前区在住
キラキラ輝く大人に
○…宮前市民館で活動する、10代メインの団体「ブルースター」の代表。3月には団体の学生たちが一から企画した作品展が開催される。学校の枠を超え、10代の個性的なアート作品がギャラリーに集う予定だ。「展示によって若い人たちが頑張っていること、若い人たちには市民館をはじめ地域に目を向けてもらうきっかけになれば」と笑みを絶やさず語る。
○…宮前区民祭でステージ司会を担うなど、幅広く活動。「運命の出会い」は中学2年。学校で配布されたチラシに関心を抱き、市民館事業「こどもあそびランド」のボランティアに参加。「楽しい経験で、非日常の余韻にずっと浸っていた」と振り返る。同年、複数のイベントに参加した後、中高生の文化祭「みやまえ文化魂」の企画委員のメンバーに。100人の同世代と一つの企画をつくりあげる楽しさを実感した。
○…就職前に活動から離れ、地元に目を向けることなく生活を送っていた。社会人2年目の頃、偶然訪れた市民館で2度目の「出会い」が。「開催していたイベントをのぞくと、以前やってきたことをぶわーと思い出して懐かしさでいっぱいになった」。居合わせた職員に声をかけられ、ブルースター前身の青少年事業に参加。地域活動にカムバックした。他メンバーよりも「お姉さん」だが「中高生ならではの感覚に刺激を受ける」と自然に溶け込んでいる。
○…デザインを考えることが好きで、息抜きには思い出写真のコラージュ、ネイルアートに集中。仕事は療育と塾を掛け持つ。根底にあるのは、ボランティア活動で目にした大人たちの存在。「キラキラ輝いていて、その姿に憧れた。たくさんの大人に助けられてきた分、自分も面倒を見れる大人になりたい」
<PR>
|
|
|
|
|
|
4月25日
4月18日