サッカーJ1・川崎フロンターレは1月20日、新体制発表会見を昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワ(麻生区)で行った。今季のクラブキャッチフレーズは「Mind―1 NEXT 心ひとつに、その先へ」。リーグ戦タイトル奪還とアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の制覇を目標に掲げた。
吉田明宏社長は2025年にスタートするクラブワールドカップについて言及。「32クラブが集まって戦う一角に、ACLでアジア王者となって入りたい。川崎の名前が世界にとどろく先陣となる」と力を込めた。
シーズンオフには大幅な選手やコーチ陣の入れ替えが行われた同クラブ。竹内弘明強化本部長は「新しいコーチ陣によって新しく見えてくるものがチームや選手にもたらせる刺激がある。選手間の競争意識も芽生えている」と前向きに受け止めた。
会見には鬼木達監督と新しく加入した9選手が参加。元日に日本代表デビューを果たし、ヴァンフォーレ甲府から移籍した三浦颯太選手は「等々力では見ている人がワクワクするような大胆なプレーをしようと思う」と活躍を誓った。
今季の企画では、川崎青年会議所がスタジアムに「バンディエラゲート」の開設を目指し、近くクラウドファンディングを実施。川崎大師とのコラボでは、10年に一度の赤札授与大開帳を記念したコラボユニフォームの制作を発表した。
会場には1203人の人のサポーターが詰めかけた。麻生区在住の森重敦司さん(45)、裕太さん(7)さん、宏紀さん(5)は「いい選手が入ってきたことが伝わってきた。昨季は苦しいシーズンだったので一から鍛え直してタイトルをめざしていけるチームになってほしい」と期待を寄せた。
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