意見広告・議会報告
宮前ガバナンス2月号 連載寄稿 自転車の交通安全対策を求め!第2弾 〜川崎市自転車活用推進計画〜川崎市議会議員 石田 やすひろ
川崎市議会12月定例会において、安全対策を強化した自転車交通環境の整備を求める質疑を行いました。本市の令和4年の自転車関係事故発生件数は865件です。市内の交通事故発生件数に対して、自転車関係事故の割合は、3割を超えています。本市では「川崎市自転車活用推進計画」に基づいて、交通安全対策等を実施しています。令和2年2月に「川崎市自転車活用推進計画」第1期を策定しました。令和4年3月には第2期目となる計画を策定し、4年間の折り返しを迎えようとしています。
第2弾では「自転車の通行環境の整備」に注目してみます。市の回答によると、計画第2期では、危険箇所と位置付けた398カ所の安全対策を行なっています。自転車利用の多い駅周辺の道路や主要な幹線道路では、計画延長約216Kmにおいて、矢羽根の設置などの整備を推進しています。 現在の整備の状況は、今年度末までに、 危険箇所323カ所の整備が完了する予定です。
現在、宮前区では鷺沼・宮前平駅周辺の整備を進めています。また、市道尻手黒川線等、主要な幹線道路の整備を進めています。 危険箇所の安全対策として、令和6年度末に、398カ所全てが完了する予定です。
宮前区の自転車の通行環境の整備として、計画には危険箇所、危険区間として45カ所を位置付けています。令和5年度の整備改良としては、市道鷺沼52号線の鷺沼小学校前や市道有馬38号線、有馬222号線の川崎北高校前の整備、市道尻手黒川線の宮前平駅を中心とした、土橋交差点から馬絹交差点までの間を位置付けています。
議会では、区内道路のハード面とソフト面の整備を確実に実施し、交通事故抑止につなげるよう要望しました。かわさき市政だよりの宮前区版12月号表紙には「ヘルメット 着けて防ごう 致命傷」が標語に掲げられています。乗る側にあっても、こうしたルール・マナーの実践も重要になります。引き続き、事故発生の抑止となるよう、自転車の通行環境の整備促進に取組んで参ります。
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12月20日
12月13日