6月29日(土)に控える川崎市制100周年記念イベント「かわさき飛躍祭」。等々力緑地一帯で行われ、野外音楽フェスティバルや川崎フロンターレ市制100周年記念試合、ブルーインパルス展示飛行などが予定されている。イベントオーガナイザーを務める天野春果さんに話を聞いた。
◇ ◇ ◇
――「飛躍祭」の名前に込めた意味は
「『飛躍祭』には『ひゃくさい(100歳)』という言葉が隠れています。『100周年』というと固くなりがち。そのままストレートに伝わって、より多くの人に興味を持ってもらえるような名前にしたかったんです。また『川崎はこれからもっと飛躍できる』という思いも込めました」
――見どころは
「企画する中で大きく掲げたのが『音楽のまち・かわさき』と『スポーツのまち・かわさき』の2本柱。音楽とスポーツのコンテンツが充実しているので、融合させて良いところを発信しようと考えました」
――今回、ブルーインパルスが川崎で初めて展示飛行します
「川崎は羽田空港や横田基地が近くにあることから特別管制区に指定されており、ブルーインパルスを飛ばすことは難しいと言われていました。でも、話を進める中で『等々力ならギリギリ行けそうだ』ということになったんです。そこから市の方々もすごく頑張ってくれて。特別演出もあるのでぜひ会場内で見てもらいたいですね」
――川崎への思いは
「フロンターレで27年間関わってきた川崎。少し離れて改めて思うのは『人情味があって、ぬくもりのあるまち』。飛躍祭は私の集大成でもあり、お世話になった川崎への恩返しでもあります。市民の皆さんの記憶に残るものにできれば」
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