宮崎台小を中心に活動する少年野球チーム「宮崎モンスターズ」が6月9日に行われた「ミズノドリームカップ」の神奈川県大会Aブロックで優勝し、7月26日に熊本県で開幕する全国大会への出場を決めた。熊本までの遠征費をチームだけで負担するのが難しく、寄付金を募っている。
同大会は総合スポーツメーカーのミズノ株式会社の主催。熊本で行われる全国大会には、都道府県予選を勝ち抜いた48チームが出場。8ブロックに分かれてトーナメントを戦い、各ブロックの勝者が11月30日と12月1日に兵庫県で開催される「ファイナルラウンド」への出場権を得る。
宮崎モンスターズは24チームで競った神奈川県大会Aブロックに出場し、決勝は大和町バンビーズと対戦。投手戦から3-2でサヨナラ勝ちを収めた。主将の樋口 椋介さんは「チームにとって初めての全国大会出場。打撃力のあるチームなので、どの打順でも点を取れる。熊本では皆で打線をつなぎ、ベスト8以上を目指す。そして甲子園で試合ができるよう全員全力で戦いたい」と意気込む。
一人10万円重く
同チームは1974年に設立。「文武両道」をモットーに38人で活動している。熊本での全国大会は、27日の初戦で秋田県の御所野野球スポーツ少年団と対戦する。
交通費や宿泊費などの遠征費が一人当たり10万円必要だといい、経済的な理由から複数のチームが全国大会出場を辞退したという。チーム関係者は「宮崎町内会やOB会、地域企業などに支援をお願いした。ご賛同いただければ幸いです」と寄付を募っている。期限は7月25日(木)まで。詳細は同チームHPへ。
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