夏はこまめな水分補給を 宮前区歯科医師会会長 中島信也
今年の夏も酷暑が続き、夏バテ気味の方を多く見受けます。特に食欲不振、水分補給が足らないことにより、口腔内にも色々な問題が出てきて、注意を要する季節になっています。夏の暑さから、普段の何倍もの汗をかきます。のどが渇くといった自覚がなくても、時間をみて十分な水分補給が必要です。体内の水分が不足すると、唾液が不足して口腔乾燥を引き起こします。口腔乾燥状態では、お口の中の自浄作用の低下や粘膜の潤滑作用がなくなるために、虫歯や歯周炎の発症、粘膜障害、義歯の不安定など色々な症状が現れ、場合によっては味覚障害や嚥下障害などを引き起こし、全身の状態にまで影響を及ぼすことも少なくありません。このようなことから、こまめに水分を補給することが重要です。ただスポーツドリンク等には、多量の糖分が含まれていますので、常にお口に甘みが残るような飲み方は避けてください。
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11月29日
11月22日