神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2024年8月9日 エリアトップへ

GIGAスクール構想 川崎市 個別のドリル自動生成

教育

公開:2024年8月9日

  • X
  • LINE
  • hatena
市作成のGIGAスクール構想の事例動画
市作成のGIGAスクール構想の事例動画

 小中学校のデジタル環境を整備する国の「GIGAスクール構想」を推進する川崎市。2023年度からは市の「学習状況調査」の結果と教育ソフトを連動させることで、一人ひとりに合わせた「個別の学び」を支援している。

 市は21年度から「かわさきGIGAスクール構想」を打ち立て、市立小学114校、市立中学52校、特別支援学校1校の児童・生徒を対象に、1人1台ずつパソコンやタブレットを配布。学校の授業や自宅での学習などに活用し、教員の業務改善も目指す。

 昨年度からは市が毎年実施してきた「学習状況調査」にベネッセの「総合学力調査」を採用。加えて同社開発の教育ソフト内の学習機能「ドリルパーク」に「調査」の結果を連動させることで、個々の課題に最適化したドリルが自動生成される仕組みになった。

 具体的にはまず、小学4年から中学3年を対象に「調査」を実施し、前年度の学習の達成度を確認する。すると間違えた問題に対応する設問が「ドリルパーク」内のデータベースから自動的にピックアップされ、個別のカリキュラムとして児童・生徒の端末に届く、というものだ。

 今年は4月に「調査」を実施し、計167校の約6万3000人が参加。この結果を示す「個人票」が7月上旬までに各自に届き、記載された二次元コードから、自動生成されたドリルを開くことができる。そのうえで毎年の「調査」のデータが蓄積することで、子どもたちが自身の成長や得意・不得意などの学習傾向を把握できるようになるという。

 ドリルの活用方法は各校の裁量に任されているが、市担当者は「前年度の学習の成果を知ることで、子ども自身が学習課題を把握できるうえ、学校としても授業の改善に取り組める」と期待を寄せている。

宮前区版のローカルニュース最新6

市民活動「見て知って体験」

市民活動「見て知って体験」

11月9日 ラブみやまえ

10月23日

山本鳴鶴の生涯と宮前

歴史探究

山本鳴鶴の生涯と宮前

11月17日 泉福寺で語る会

10月19日

犬のしつけ相談会

犬のしつけ相談会

東高根森林公園で

10月18日

全国初、歩道橋を緑化

川崎ハローブリッジ

全国初、歩道橋を緑化

10月18日

川崎の今を知る本

書評家・東えりかさんに聞く 読書週間

川崎の今を知る本

10月18日

ひとり親家庭を招待

川崎ブレイブサンダース

ひとり親家庭を招待

飯田遼選手が発案

10月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月6日0:00更新

  • 8月23日0:00更新

  • 8月16日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook