JR川崎駅の北口通路に、巨大なLEDビジョン「THE KAWASAKI VISION」がお目見えした。株式会社DeNA川崎ブレイブサンダースが9月1日から運用を開始し、男子バスケットボールBリーグ1部のチームの告知や市からの情報を発信し、広告枠を販売していく。
通路両壁に新設されたLEDビジョンは、北側が幅12m、南側が幅24mで、いずれも高さ1・7m。高精細LEDを使ったビジョンとしては国内最大級という。
北口通路に関する市の「広告運用事業」の公募事業者として同社が選定され、スポンサー企業である杉本電機産業(川崎区)が設計や施工を手掛けたもの。JR川崎駅北口は、親会社のDeNAが2028年秋に新設を予定する新アリーナの「玄関口」の一つ。このためチームの情報発信に加え、これまでとどろきアリーナだけだった広告の販売枠を広げ、収入源の柱に位置付ける。
DeNA川崎ブレイブサンダースの川崎渉社長は今回のビジョン設置に際し、「(チームが)地域との絆を強固にするもの。このプロジェクトを通じて、川崎の街に新しい価値を創出していく」とコメントした。
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