「第19回宮前区フォトコンテスト」の審査会が9月6日に区役所で行われ、最高賞にあたる審査委員長特別賞に、大堀智史さん(18)=土橋在住=の作品『ぼくたちデビューしました。2023年』が選ばれた。
審査委員長特別賞には、江戸時代から続く伝統芸能「初山の獅子舞」をテーマにした大堀さんの作品が選ばれた。新舞子たちの姿を収めた作品で、文化を受け継ぐ子どもたちの力強さと次世代への期待感が評価につながった。山口勝廣審査委員長(日本写真家協会名誉会員)は「市制100周年ということもあり、これまでにないテーマが見られた。多様でバラエティー豊かな作品が選ばれた」と総括した。
同コンテストは、撮影技術に重きを置くのではなく、「区内の美しい場所・景観、活気ある生活文化・まちづくり活動を紹介する」というユニークな審査基準で実施。19回目となった今回は、過去最高に迫る151点の応募があった。齋藤正孝区長や永野勝区まちづくり協議会会長などの審査員13人は、テーブルに並べられた作品を見比べながら1次、2次、最終審査を通じて特別賞7点と優秀賞8点、メッセージ賞1点を選出した。
応募作品は10月18日(金)〜23日(水)に宮前市民館ギャラリーで展示される。時間は午前10時〜午後5時。21日(月)は休館。
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