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大塚嘉之先生の若旦那の漢方道 漢方でもっと元気に Vol.130 歯周病
昔と違って現代は歯磨き習慣も根付き歯科治療も発達しました。それでも未だに歯を失う原因の1位は歯周病です。歯の本数が減ると咀嚼機能や発音、表情の若さに影響しますが、歯周病を放置すると細菌等が歯根の血管から体内に入り込んで全身を巡り、認知症、肝炎、腎臓病、動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病、関節リウマチなどに関与し寿命にまで影響します。
漢方では歯は骨や腎臓の状態を反映していますので、歯が弱い人は足腰や泌尿器、耳、記憶力なども弱っていると思われます。さらに歯茎は胃の状態も反映していますので唾液の量や口臭が気になり始めたら要注意です。丁寧な歯磨きや歯科通院でも改善が見られない場合は漢方で体質改善しましょう。
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