菅生キャンパスの建て替え計画を進めている聖マリアンナ医科大学病院が11月29日まで、クラウドファンディング(CF)による寄付を募っている。
創立50周年記念の一環として行われている整備事業。昨年1月1日に新入院棟が開棟し、来年1月6日には新外来棟とエントランス棟がオープンする。現在進められている計画の事業費は、その多くが施設整備に充てられており、この「病院リニューアルプロジェクト」は、同院が例年行っている患者満足度調査の結果に基づき、両棟における待合環境の改善を図ろうと企画された。
目標金額は1500万円。10月7日時点で992万6000円の寄付が寄せられている。寄付金は、【1】デジタル技術等を活用した待合環境の整備【2】快適な待合空間と災害対応への整備に充てられる。担当者は「患者さんからいただいた貴重なご意見に耳を傾け、限られた予算内でも満足いただけるような病院運営を目指し、クラウドファンディングに挑戦している」と話す。
問い合わせは、同院寄付募集推進室【電話】044・977・8111。
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